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Something Sweet 楽天市場店 開店のご案内

ティーカップケーキ

Something Sweetにとっては大きなニュースのご案内です。

日本最大のショッピングサイト、楽天市場さんよりお声掛け頂き
今月から出店させて頂くこととなりました。
Something Sweet 楽天市場店

お声掛け頂いたのは、娘が高校の卒業式を控えた頃。
もし日本で育っていたら
7歳から自力で通学していたであろう娘は
イギリスという環境や、帰国後の環境の変化により
18歳まで送迎をしていました。
送迎に毎日3時間を費やし
娘が慣れるまではいつでもお迎えに行けるように
学校の近くで丸一日過ごした時期もありました。

遂に卒業という時期になり
その成長への喜びや安心と同時に
イギリスへの留学を希望する娘とは
9月から離れて暮らすことになるという
寂しさというか、怖さのような気持ちがあり
私は楽天さんからのお誘いに
「私の現状をご存知だったのでは?!」と思ったほどでした。

娘は帰国後日本に馴染めず、思いがけず手がかかりました。
子を持つ親なら皆同じだと思いますが
子供が苦しんでいるときに
それを無かったことにして働ける訳がありません。
帰国後、食べるシュガーケーキを日本に広めたい!と意気込んでいた私の心は
あっという間にしぼんでしまいました。
それどころではなかったのです。

いわゆる「青春」と呼ばれる若さあふれる素晴らしい時期を
こんな曇った顔で家で過ごさせてしまっては
親としてあまりに苦しく辛く申し訳なくて。
当時は脇目も振らず
子供のために頑張るんだ!という一心でした。
娘の声、言葉、顔つき、一つ一つに一喜一憂する毎日。
そんな風に子供に左右されてはいけないと
気持ちを明るくおおらかに保つように努力しました。
そんな経験も
私を母にしてくれた貴重な経験だったと
元気にしてくれている今だからこそ思えたりもします。

その娘が今
自分達から離れ
一人イギリスへと出発しようとしています。
それは大きな喜びであると同時に
18年もの間、人生の最優先事項としてきた存在を手放す
大きな変化でもあります。

今、自分に課されているのは
そんな変化に負けず
家族のためにも変わらず元気におおらかなお母さんでいられるよう
自分なりに出来る限りのことをするということ
娘にも主人にも、そして両親にも
心配をかけず
むしろ応援してもらえるように
仕事に打ち込もうと思っています。

私にはハードルが高いと思っていた
楽天さんからのお声掛けにより
新たな販売の場、多くのお客様の目に触れる場を
与えて頂けることとなりました。
この機会を大切に
「食べるシュガーケーキを日本の皆様に」の思いを再び思い出し
精進して参りたいと思います。

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